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教員紹介

安部 俊彦  教授

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安部 俊彦

有毒アオコ、光合成細菌、微細藻類などが研究材料です。

キーワード

微細藻類、環境応答、光合成

専門分野 植物生理学、光生物学、毒素の生理学
 有毒アオコの生育要因と発生制御因子、紅色硫黄細菌の生育制御因子に関する研究、及び、池沼に生息する微細藻類の優占種と環境要因(リン酸、ケイ酸塩、無機窒素、水温、pHなど)に関する研究、イシクラゲの生育因子や分布に関する研究をしています。 皆さんには自分でものを考え、行動できるような学生になることを希望します。


植原 量行  教授

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植原 量行

現場観測を通して海面境界層における物理機構の理解を目指す。

キーワード

大気海洋相互作用、海洋表層混合層、海洋乱流

専門分野 海洋物理学
 大気と海洋は海面を境界として接しています。海面境界層とは、海面の影響を直接受ける海洋のごく表層を指します。 海洋の大部分は、この海面境界層を通したさまざまな時間スケールにおける熱運動量などの大気強制により駆動させられます。 従って、海面境界層における物理機構の理解は、海洋の大循環への理解、さらには気候変動の理解にとって極めて重要です。


坂本 泉  教授

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坂本 泉

地球と向き合い、地球と共に生きる実学としての地質学を学ぼう!!

キーワード

海底火山活動と熱水資源、地すべり・津波堆積物、3D空間情報解析

専門分野 地質学、火山学、岩石鉱物学、潜水地質学、海洋底地球科学
 地球内部からのエネルギーによって火山や地震が発生し、災害という形で猛威をふるっています。 しかし一方でこのエネルギーは肥大な土壌、温泉や熱水鉱物資源等の恵みを与えてくれます。 自然の中で暮らし、自然を利用するためにも、私達は地球のしくみを理解する必要があります。 地質学を基本とし時間的・空間的に物を観ながら、自然・社会のしくみを理解しよう。


成田 尚史  教授

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成田 尚史

過去を紐解き、海と地球の今を見つめよう。

キーワード

海底湧水、古環境、化学成分、同位体

専門分野 生物地球化学、古海洋学、化学海洋学
人類活動は、炭素、窒素、リンさらにはケイ素の循環に大きな影響を与えつつあります。 そこで、山に登り海に出かけ、その変化の様子を調べます。 また、過去から今日までの変化を探るために、海や湖の底から堆積物を採取して、物質の循環と気候の因果関係も調べています。 あなたも、シャーロック・ホームズばりの推理ゲームに参加して、自然の匠を調べてみませんか。


小松 大祐  准教授

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小松 大祐

4年間で科学的な考え方を習得して、正しい自然の理解をしよう。

キーワード

安定同位体、定量法の開発、物質循環の解明

専門分野 安定同位体地球化学・生物地球化学
 海洋に溶けている微量気体成分や栄養塩の消長は生物の活動と密接に関わっています。 これらの生物に関わる化合物は炭素・水素・酸素・窒素といった軽元素で構成されているため、軽元素の安定同位体指標に着目し、温室効果気体や栄養塩の生物地球化学的な循環の解明を目指しています。 さまざまな微量気体成分や栄養塩について新しい分析方法の開発を行い、未踏領域の開拓に取り組んでいます。


高橋 大介  准教授

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高橋 大介

沿岸海域における海洋環境の変化とそのメカニズムについて調べています。

キーワード

海況変動、海水流動、物質輸送、海洋環境

専門分野 海洋物理学・沿岸海域の海水の動きとその変化を物理的な観点から理解する。
 陸域からの淡水負荷や外洋からの暖水波及に着目し、沿岸海域における海水の動きとそれによる物質輸送について現場観測と数値シミュレーションの両面から調べています。

 


馬塲 久紀  准教授

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馬塲 久紀

地球の内部を探る! -地震はなぜ?・資源はどこに?-

キーワード

物理探査、海底地震観測、地震予知研究、駿河湾・東海地震

専門分野 物理探査学、地震学、固体地球物理学
 地下の世界は、宇宙よりも近く、しかし人類がまだたどり着くことができない未知の領域でもあります。 ここは我々が必要とする資源や、時として地震や噴火など災いももたらします。本学科では、この未知の領域を切り開く研究を行っています。 本研究室では、地震観測・地下構造探査など陸域や海域にまたがって、地球表層領域の研究に邁進しています。


原田 靖  講師

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原田 靖

人類活動の痕跡を水底や水辺に探る水中考古学と海事遺産研究

キーワード

比較惑星科学、プレートテクトニクス、GPSデータ解析、地球の自転軸の変動解析

専門分野 地球惑星物理学、古地磁気学、測地学、地震学
 東日本大震災では甚大な被害がありましたが、正しい地球科学の知識を身につけていれば、国民の自然災害に対する危機意識が上がり、相当数の命が助けられた筈です。 日本列島は地震、火山活動の最頻値の1つであり日本人はこれからもずっと自然災害に付き合っていかねばなりません。 古地震の歴史や富士山の噴火史等を含めた地球科学を初等教育から教えるべきなのです。