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教員紹介

高橋 大介

高橋 大介 (たかはし だいすけ)



准教授・博士(水産科学)

 

専門分野 海洋物理学
研究テーマ・研究課題 沿岸海域における海況変動とその物理機構の理解
研究内容 私たちにとって身近な海である沿岸海域は、陸域や外洋の影響を受けながら刻一刻とその表情を変えていく変化に富んだ海です。 そこでの海水の動きは、熱・栄養塩・植物プランクトンなどの輸送を通して海洋環境と深く関わっています。 そのメカニズムを明らかにし、沿岸海域における海洋環境の変化を理解するため、現場観測を中心に数値シミュレーションにも取り組んでいます。

主な担当授業科目 物理海洋学、海洋地球物理学実験、海洋地球科学実験、海洋地球科学課題演習
所属学会 日本海洋学会、水産海洋学会
主な論文・著書 ・「Wind- and dendity-driven circulation in a bay on the Sanriku ria coast, Japan: Study of Shizugawa Bay facing the Paxific Ocean」J. Oceangr., 74, 81-100, 2018
・「Mean field and annual variation of surface flow in the East China Sea as revealed by combining satelite altimeter and drifter data」Prog. Oceanogr., 111, 125-169, 2013
研究室について 現場観測と数値シミュレーションの両面から、沿岸海域の海洋現象を調べています。 現場観測データや数値シミュレーション結果を統計解析することによって、海洋現象を客観的に把握し、それに基づいて、海洋現象の仕組を理論的に理解していきます。 物理的な視点から沿岸海域を観ることによって、沿岸海域と陸域および外洋域との繋がりや地域の漁業との関わりについて考えていきます。 このような研究活動を通して、物事を自分で観て、自分で考えていく姿勢を身につけていきます。
主な卒論のテーマ 「震災後の女川湾における海況の季節変化」、「隠岐島から能登半島にかけての亜表層反流の季節変化」
受験生へのメッセージ 大学での実験や授業、そして研究活動から、自分で物事を観て、自分で物事を表現し、自分で物事を考える姿勢を身につけてください。 また、自然現象を相手にする研究活動から、柔軟な思考と本質を見抜く目を養ってください。 大学での学生生活を通して、これらの能力を時間をかけて身につけてほしいです。
コメント 温泉、スキー