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教員紹介
榊原 繁樹 (さかきばら しげき) 教授・博士(工学) |
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専門分野 | 船体運動、港内静穏度、荷役稼働率、係留施設 |
研究テーマ・研究課題 | 係留船の長周期波及び津波対策検討を通して、航海士や港湾利用者からみた安全・安心な港湾を目指したい |
研究内容 | 海岸や港湾には、風波やうねりといった周期5~20秒程度の波だけでなく高々波高は10cm程度ですが周期2~3分の周期の長い波(長周期波)が来襲します。 この長周期波は、大型船を係留する係留策やフェンダーのバネに影響する船体固有周期と共振して、数メートルに及ぶ大きな船体動揺や策切断などの係留事故を国内・海外を問わず生じさせています。 この原因究明や対策に関する研究を行ってきました。 昨今では東日本大震災で被災した係留船の実態調査や津波来襲時の船体挙動の再現シミュレーションを実施して、 船長・乗組員の方々が遭遇した過酷な状況を定量的に把握することを試み、係留船の津波対策に関する研究を進めています。 |
担当授業科目 | 運用学1、運用学2、海運実務論、港湾工学概論、物流英語 |
所属学会 | 日本航海学会、土木学会、日本船舶海洋工学会 |
主な論文・著書 | ・「船舶の安全な係留」 ・「港内静穏度」 ・「荷役稼働率」 ・「係留施設」 |
主な卒論のテーマ | 「波浪中の係留船の挙動解析」、「津波来襲時の船体動揺・係留対策」 |
受験生へのメッセージ | 海や船に興味のある人、将来、船の運航に関わる仕事に就きたい人大歓迎です。 |
コメント | 趣味:旅行(国内・海外) |