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教員紹介

脇田 和美

脇田 和美 (わきた かずみ)



准教授・博士(農学)

 

専門分野 沿岸域管理、海洋政策
研究テーマ・研究課題 沿岸域の持続可能な利用と保全のあり方、海洋生態系サービス、海洋保護区を活用した海洋環境・資源の保全と持続可能な利用のあり方
研究内容  海と陸が出会う沿岸域は、貴重な生物生息場であるとともに、人々が住み、様々な経済活動が行われる場でもあります。 多様な利害が輻輳する沿岸域・海洋空間をいかに利用・保全していくべきか、沿岸域・海洋環境に関する自然科学的データ・手法を用い、社会科学的な視点・手法と組み合わせることにより、望ましい沿岸域・海洋空間の利用や保全のあり方を探ります。
 人の海に対する価値が海洋環境保全意識にどう影響するか、また、その価値は国によってどのように異なるのか、心理学的アプローチも取り入れながら国際比較も行い、海洋環境の保全と持続可能な利用に資する政策を検討します。  また、地理情報システム(Geographic Information System(GIS))を活用し、海洋環境の変遷や特徴を時空間的に把握し、今後の沿岸域・海洋空間の計画づくりに役立つ情報を提供したり、国内外の海洋保護区や海洋環境・資源管理の成功の要因を分析したりすることにより、 沿岸域・海洋環境の保全と持続可能な利用の実現に有効な政策やアプローチを探ります。

担当授業科目 海洋政策論、沿岸社会と産業、海洋コミュニティ論、国際法と海洋法
所属学会 海洋政策学会、日本沿岸域学会、日本水産学会、土木学会
主な論文・著書 ・Kazumi Wakita, Zonghua Shen, Taro Oishi, Nobuyuki Yagi, Hisashi Kurokura, and Ken Furuya (2014). Human utility of marine ecosystem services and behavioural intentions for marine conservation in Japan. Marine Policy 46: 53-60.
・Kazumi Wakita and Nobuyuki Yagi (2013). Evaluating Intergrated Coastal Management Policy in Japan: Why the Guideline 2000 has not been implemented. Ocean & Coastal Management 84: 97-106.
受験生へのメッセージ 海洋や沿岸域の環境問題は、私たちの生活と密接にかかわっています。 海からの恵みを保全しながら持続的に利用していくためには、自然科学的なデータを読み取り、理解した上で、海からの恵みをよりどころとして生活している人々や社会を取り巻く環境も同時に考えていく、幅広い視野が必要です。 文系・理系の枠にとらわれず、海洋・沿岸域環境の保全と持続可能な利用について、一緒に考えてみませんか。