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教員紹介

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木村 淳

木村 淳 (きむら じゅん)



講師・博士

 

専門分野 水中考古学、海事考古学、船舶考古学、水中文化遺産保護・管理、アジア・太平洋海域史
研究テーマ・研究課題 海事・水中考古学が専門分野です。アジア・太平洋の史跡沈没船、海上戦跡遺跡や水中文化遺産保護・管理を研究テーマにしています。 海域視点から過去の人類の水上活動、交易や海戦の考古学的痕跡を探求します。
研究内容 -海事・水中考古学や水中文化遺産保護・管理研究の実践-出土船体資料に基づく東アジア・東南アジア伝統船舶構造や造船技術の解明を行っています。 物質文化形成やイデオロギー伝搬に果たした船の役割と海域史に着目し沈没船遺跡を調査発掘しています。 アジア太平洋の海上交易・海上覇権をテーマに、ベトナム出土唐代の交易船研究、12-13世紀頃アジア沈没船比較研究、ベトナム白藤江元寇関連遺跡調査、太平洋ガレオン船交易調査にかかわっています。
海洋の文化財資源保護と管理は、近年諸外国の海洋開発政策で重要な位置を占めており、アジア・太平洋地域でも水中文化遺産の保護・管理が進んでいます。 諸外国では沿岸開発事業等の際に自然・文化資源両方の調査が義務付けられている場合も少なくありません。 文化庁「水中遺跡調査検討委員会」での活動を通じ、各国の水中文化財保護体制や法律の実態調査や国内埋蔵文化行政における水中遺跡の取り扱い整備と方策を検討しています。 また、国連ユネスコ水中文化遺産関連会議に専門家として参加し、地域レベルで有限海洋資源である水中文化財・遺跡のアセスメントやその保護問題、関連法の議論をしています。

担当授業科目 海と人の歴史、海洋文化財調査法
所属学会 文化庁水中遺跡調査検討委員会有識者委員、オーストラシアン海事考古学会、船舶考古学国際学術誌査読編集委員(Advisory Editorial Board Member of the International Journal of Nautical Archaeology)
主な論文・著書 ・木村淳 2007「水中考古学と海事考古学の定義に関する問題」『考古学研究』第54巻 1号(通巻213)89-95頁
・木村淳 2012「高麗王朝時代の朝鮮半島在来船研究と日本伝統船舶の発展論」『考古学研究』59巻 2号(通巻234)71-88頁
・Kimura, J,Sasaki,R,and Long,V.T.2011 'Historical development of Asian anchors, evidenced by two wooden anchors found in northern Vietnam', The International Journal of Nautical Archaeology, vol.40(2), pp.361-373.
・Kimura, J,Staniforth,M,Le,L-T,Sasaki,R,2014 'Naval Battlefield Archaeology of C13the Lost Kublai Khan Fleets', International Journal of Nautical Archaeology, vol.43(1), pp76-86.
研究室について 考古学の一分野である海事・水中考古学を専門に学べる研究室です。理論や方法論を学ぶほか、国内外の研究事例や調査発掘経験を積む機会があります。 西オーストラリア州マードック大学アジア研究所、シカゴ自然史博物館といった高等教育・研究機関でキャリアを積んだ経験やネットワークを活かした研究活動を行っています。
受験生へのメッセージ 大学は学術(アカデミック)知識と見識を身につけ真理の探究をおこなう場です。キャリア形成の根幹となる真理を見つけたい方を歓迎します。