教員紹介
石川 智士 (いしかわ さとし) 教授・博士(農学)、修士(学術) |
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専門分野 | 地域研究、国際水産開発学、エリアケイパビリティ―論 |
研究テーマ・研究課題 | 地域コミュニティーによる地域資源の発掘と利用促進から保全活動へとつなげる道を研究しています。 |
研究内容 | 日本と東南アジア各地をフィールドとして、地域住民と行政と協力しながら地域の自然や伝統に育まれた地域資源の活用を通じて、環境保全と地域振興の両立を図る活動を続けています。 これまで、静岡県浜名湖のエビ放流事業、愛知県三河湾の干潟を活用した環境教育、熊本県天草のイルカウォッチング、沖縄県石垣島の観光開発、タイ国ラヨーン県の村張り定置網、 フィリピン国パナイ島のウシエビ増殖と災害対応、カンボジア国におけるコミュニティーによる資源管理、ラオス国におけるコミュニティー養殖などで研究を進めてきています。 今後は、京都、石川、和歌山、徳島、長崎やインドネシア、マレーシアに加え、アフリカの国々でも活動を展開したいと思っています。 |
担当授業科目 | 環境といきもの、海洋生態系の保全、海の利用と国際協力など |
所属学会 | 水産学会、魚類学会、生き物文化誌学会、和食文化学会、JISNAS |
主な論文・著書 | ・石川智士・渡辺一生、2017,03,地域と対話するサイエンス: エリアケイパビリティ―論、352頁、勉誠出版、ISBN 978-4-585-26000-4 ・石川智士・渡辺一生、2017,03,地域が生まれる、資源が育てる; エリアケイパビリティ―の実践、288頁、勉誠出版、ISBN 978-4-8585-26001-1 ・「ISIKAWA Satoshi, HORI Mina, KUROKURA Hisashi, 2017,03, A Strategy for Fisheries Resources Management in Southeasr Asia; A case Study of an Inland Fishery around Tonle Sap Lake in Cambodia, AquaBioScience Monographs, Vol. 10, No.2; 23-40. doi:10.5047/absm.2017.01002.0023 |
研究室について | 各地の自然や文化を調べ、その可能性を引き出す研究は、テーマは無限にあります。 また、地域資源の活用方法も無限に考えることができます。 それら無数の可能性の中から、各自の興味と実行可能性を踏まえてテーマを決め、研究活動を行います。 まずは、興味を持ち、可能性を感じ取ることから始めましょう。 |
主な卒論のテーマ | 「天草市五和におけるイルカウォッチングと漁業者の関係」、「東南アジアにおけるウシエビ養殖の変遷」、 「ラオス・ヴィエンチャンの過程におけるビブリオ属菌汚染リスク」、「サクラエビの遺伝的多様性に関する研究」、 「熊本県沿岸域漁業におけるワニエソの販売市場拡大による売り上げ向上効果の検討」、 「三河湾及び周辺地域におけるアサリの遺伝的特徴と多様性に関する研究」 |
受験生へのメッセージ | 最近の急速な自然破壊や大規模な環境変動、そして社会構造の変化を前に、将来を不安視する方も多いでしょう。 しかし、将来が見えないことは今も昔もかわりません。 むしろ、変革期のほうが、個々のアイデアを生かせるチャンスだと思います。 まだ、やりたいことが決まっていない人や将来に不安がある人は、まずはできることから始めてみてください。 最初の一歩を踏み出せば、新たな世界を見ることができます。 |
コメント | 映画鑑賞など |