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2021.02.13

最近のクラゲ研究トピックをご紹介!

 西川研究室は海のプランクトンを研究しています。今回は、主にクラゲについて最近の研究トピックをご紹介します。
 東南アジアには多種多様なクラゲが生息していますが、もともと現地に生息しているクラゲもいれば、どこか外から運ばれてきて定着するクラゲ(外来種といいます)もいます。研究室の大学院学生が中心となってベトナムのクラゲを調べた結果、その中の一種がベトナム初報告の外来種である可能性があることがわかりました。しかも、これまで報告されている種とは形態的にも遺伝的にも異なることも明らかになりました。研究成果は、近日中に研究論文として公開予定です(Iida et al. Plankton and Benthos Reseatch, in press)。
 我々の研究グループは、琉球大学、産業技術総合研究所、北見工業大学、愛媛大学などと共にクラゲなど体が柔らかいプランクトンの表皮の構造とその機能などを研究してます。駿河湾の深海クラゲから瀬戸内海、沖縄のハブクラゲなど様々な場所に生息するクラゲの表皮の微細構造などを調べ、これらのクラゲの表皮がどのように生息場所の光環境に適応しているかについて明らかにしました。研究成果の一部は、学術雑誌Zoological Science誌に研究論文として公開されました(https://doi.org/10.2108/zs200111)。
 現在、研究室では数種類のクラゲを飼育しており、様々な実験を行っています。先日研究室で生まれたヒゼンクラゲをご覧下さい。50cmを越える大型になる種ですが、この個体はわずか1cm程のかわいらしい大きさです。食用にもなっています。

今年度はコロナ禍もあり更新しておりませんが、研究室の様子は以下のページでご覧下さい。

https://www.facebook.com/944217912268791
https://www.facebook.com/cafeplankton

2月15日追記:海洋学部フェイスブックにビデオをアップしましたので御覧下さい。

(西川淳 教授)

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