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2021.01.23

実験系授業の紹介(浮遊生物学実験)

今回は浮遊生物学実験の紹介です。浮遊生物、聞き覚えのある言葉で言うとプランクトン。海にいる微生物くらいのとるに足らないものくらいに思っている人もいるかもしれませんが、魚もエビも、カニも、イカや貝だって、卵から生まれてすぐは、海流に流されるままのプランクトンの状態で過ごします。さらに、ほとんどのプランクトンは体が小さく、遊泳能力も低いので、多くの動物の初期の餌になります。つまり、食物連鎖を支える重要な構成員となるわけなのですが、これが実に複雑です。プランクトンには先に述べた聞き覚えのある水産生物の稚仔が含まれますが、大人の姿とは似ても似つかない形ですし、また、陸上では見ることができないような様々な形の動物もこれに含まれます。この実験では実体顕微鏡を使って、分類群ごとにどのような体の特徴があるのかを学習していきます。今回訪問した時は、ある海域で採集されたプランクトンを種類ごとにソーティング、いわゆる分類作業を行い、これまでの授業で得た知識を基に、どのような種類がどれだけいるのかを算出して、その海域の浮遊生物相の特徴を明らかにするという内容でした。普段馴染みのないプランクトンですが、その形態の異様さと幅の広さは我々の想像を超えたものばかりです。顕微鏡を覗くと、まったく新しい世界がそこに広がっていますよ。海洋実習をより楽しみたい人も是非!


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