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2019.01.21

今月の一枚(堀江研究室)

海洋生物学科では、「今月の一枚」と題してほぼ毎月各研究室からの話題をお届けしています。

今回は、堀江研究室からです。

では、堀江先生から写真について一言!

駿河湾の深海には様々なサメ類が生息していますが、その生態の多くは謎に包まれています。堀江研究室では、深海性サメ類の生態解明を目的として研究を行っており、その一環として標識放流も行っています。標識放流は漁業で混獲された際、サメの大きさを記録し、番号のついた標識をつけて逃がし、次に捕らえたときにどのくらい成長したのか?どこに移動したか?などのデータから生態を解明する方法です。広大な海で再び捕まえる確率から生息数の解明にもつながります。深海から引き上げると水圧の関係から衰弱し、放流後に生き残ることすら疑問でしたが、無事生きていたサメを再び釣り上げた一般の方から情報がありました。放流から2年弱で5cm成長し、駿河湾から相模湾に移動していました。このような情報はこれまでも3個体得られています。深海性サメ類の生態解明に、ゆっくりですが確実に一歩近づきました。

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