コース設置の目的
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豊かな地球環境の保全と、新たな海洋開発の推進を両立させるためには、海洋環境に対する正しい理解と実践が必要です。
- このためには、海洋に対する総合的な知識と共に
海洋調査および環境分析に関する技術を有し、将来の海洋および地球環境の保全を担い、
主体的に行動できる人材が求められています。
- 東海大学海洋学部では、2006年度より、このような人材育成を目指して、独自に「海洋環境士」
の資格認定コースを設置しました。
教育目標
- 本コースでは、主に沿岸海域における開発や環境保全を図る上で必要となる 実地調査、試料分析・解析など、
一連の工程において主導的立場に立つことができる幅広い専門知識と
基礎技術を有すると共に、調査計画の立案、調査結果に対する評価が実施出来る人材
の育成を目指しています。
- このため、学科毎の専門教育の枠を超えて、環境、計測、海洋、生物、情報統計に関する専門科目群を履修すると共に、
実験・実習と総合演習を履修し、最終試験に合格することが条件となります。
- 海洋環境総合演習では各自が調査目標を設定し、観測計画の立案、機材整備、観測、分析、報告、発表を含めた一連の作業を実施します。